アルカリイオン水でカルシウムを摂取
体重50kgの体内に約1kgのカルシウムが存在し、99%が骨や歯で、血液中には約0.1%だそうです。血中カルシウムイオンは5mg/dl。大人女性の摂取目安量は1日600mg、上限2300mgです。多過ぎ・少な過ぎは、心筋の収縮、各種ホルモンの分泌、細胞の情報伝達、神経の興奮、意識の維持、血液の凝固など、生命活動に重要な影響を与えます。
日本は土壌にカルシウムが少ないうえ、現代の食生活が欧米化、インスタント食品を摂るため、特にカルシウム不足になりました。
耐え忍ぶことが良いとは言いませんが、現代社会ではストレスに耐えきれない人たちが大増殖し、様々なトラブルが頻発しています。
薬ではなく、水の中のカルシウムを摂取することがお役に立つなら、アルカリイオン水を飲んで下さい。出来立てのアルカリイオン水はカルシウムがイオン化しており、100%吸収できます。1リットル中に100mg前後在ります。
イライラのメカニズム
カルシウム摂取不足が続くと、血液中のカルシウムイオンが減少。この時、脳が危険を察知。脳内のカルシウムイオンを必要以上に蓄え始めます。こうなると、脳内にカルシウムイオンが過剰となり、イオンで渋滞が生じて情報交換がスムーズに行えなくなります。
これが“イライラの原因”です。
カルシウムや微量ミネラルは、骨や歯を作るだけではありません。神経が過敏にならないためにも、不足しないよう心がけて摂取する必要があるのです。
「カルシウムはいっぱい摂ってます!」
私たちは適当にカルシウムを摂取しているにもかかわらず、キチンと摂取していると思い込んでいます。栄養士の方は食品成分表片手に計算します。
でも、本当の数字ではありません。
カルシウムをはじめとする食品の数値を考える時、一服しながら考えて欲しいのです。
私は、測定・分析の会社を30年やりました。
「カルシウムがどれくらい含まれている?」日本の常識は、食品成分表の数値です。ここで示される数値について、誰も疑念を表面化させません。本当は謎だらけですが!
あくまでも目安として活用するなら問題ありませんが、病院で管理栄養士の方が入院患者に作る食事、完璧に成分表に指導されています。皆が納得して同意する統一見解は、食品成分表の数字です。実際のものと成分表は、全く別物というケースも多々あります。
作物を作る場所や環境が違うので、その成分は大幅に異なるはず。同じものを作るなら、密閉した室内で、温度や湿度をコントロールし、光を調整して管理するしかありません。
わからないことだらけの科学を唯物神の様に信じ、一辺倒になると、人は破壊されます。
生命活動に重要な影響を与えるカルシウム
カルシウムは、生命のあらゆる分野に必要不可欠です。そのコントロールは、血液中のカルシウムの量です。
少なくなると、①~⑩の作業をするカルシウムの量が足りなくなります。足りない足りないが続くと、体の機能が支えきれません。
① 細胞の分裂・増殖・分化
② 精子・貪食細胞の運動
③ 貧食
④ 外分泌(唾液・胃液・膵液)
⑤ 内分泌(各種ホルモン)
⑥ 抗原の認識と抗体の分泌
⑦ 網膜細胞の感光
⑧ 神経細胞の興奮
⑨ 骨格筋・心筋・平滑筋の収縮
⑩ 血液の凝固
「カルシウムパラドックス」
血液中のカルシウムが不足すると、生命の危機が訪れます。これは一大事。この緊急事態を乗り切るには“骨を溶かす”しか方法はありません。
ところが、いつものカルシウム量の1万倍の量を溶かしてしまうのです。命が危ない、緊急時の対応ですから、調整などしている暇はありません。しかし、あまりにも多過ぎるのです。
カルシウムには強い殺菌力があります。高濃度のカルシウムによって。血管の細胞が殺菌されます。心臓・肝臓・腎臓などの臓器も殺菌されます。“殺菌”というのは“細胞を殺す”という意味です。つまり、大量のカルシウムによって血管が殺され、心臓・肝臓・腎臓が殺されることです。あちこちが死んで硬くなっていきます。
結石の多くの原因が、カルシウムパラドックスに起因しています。
血中カルシウム不足によって骨を溶かし、血液中に大量に流れ込んだカルシウムによって起きる事件。
意外と多くの人が、カルシウムの摂り過ぎと思っています。不足が原因だとは思っていません。
結石になると、お医者さんが水を飲むことを勧めてくれます。私も勧めます。ただし、お医者さんとは勧める理由が違うかもしれません。私は、アルカリイオン水が水と同時にカルシウムイオンを血液に運んでくれるので飲むことをお薦めしています。
結石の方がアルカリイオン水を飲むと、即効性にびっくりします。ただし、ちょこっとではいけません。少なくとも1日2リットル以上飲んでもらいたいのです。できれば、1日4リットル以上がお薦めです。水道水では駄目です。ミネラルウォータでもありません。
吸収率が高い水に溶けてできるカルシウムイオン
カルシウムは、水に溶けている方が、吸収が良くなります。水溶性と言って、水に溶けるカルシウムは、水と混ぜるとイオン化してカルシウムイオンに変化し、水と一体化して、透明になります。こうしてイオン化したカルシウムは、水と一緒に体に浸み込んでいきます。吸収率が高くなるのです。
カルシウムは、小さいイオンになるほど体内への吸収が高くなる性質があります。水に溶けていないカルシウムと比べると、水に溶けてできるカルシウムイオンはとても小さく、小腸の粘膜を通過しやすくなります。
牛乳は、水に溶けるカルシウムが約30%、約70%がタンパク質とついています。牛乳から分離したリン酸カルシウムは水に溶けません。
今でも牛乳を飲むとカルシウムがいっぱいの都市伝説が流布し、カルシウムの補給と言えば牛乳だと信じている人が多いのです。
アルカリイオン水はカルシウムイオン水。