水肥り

水肥り

生水を飲まなかった人が、生水を飲み始めた時、お腹が張る、体重が増える事件が発生する人もいます。

「水を飲むと肥る!水肥りする!」

噂が噂を呼び、水を飲むことが嫌になる女性が出現します。

結論を先に言うと、カロリーのない水を飲んで肥ることは考えられません。どちらかと言えば、体内から最終代謝物や様々な物質を体外に排泄するので、痩せるのが常識です。

ただ、水には様々な種類があります。一律で語ることは出来ません。

水道水や、加熱殺菌したミネラルウォーターの場合、腸からの吸収が悪く、小腸や大腸に留まってお腹が張り、揺らすとポチャポチャ音が聞こえます。今、飲んだ水は、小腸や大腸の外にいて、体内に吸収されていません。小腸や大腸に存在する水は、おしっこで出すことは出来ません。体重は増えます。

アルカリイオン水は肥らない

アルカリイオン水の場合、腸からの吸収が素早く、小腸や大腸に水が留まらないのでお腹は張りません。揺らしてもポチャポチャ音は聞こえません。今、飲んだ水は、小腸や大腸の外から中に入り、肝臓を目指します。つまり、体内に吸収されたのです。30秒後に血液となり、1分後、脳と生殖器に届いて新しい水で洗い、10分後皮膚組織に到達、20分後心臓・肝臓・腎臓に届いて各臓器を洗います。

ここまでは飲んだ水の分だけ体重が増えます。でも、体を洗った水はいつまでも体内に留まっていません。体内の最終代謝物や他のいらなくなったゴミを拾い集めておしっこで捨てます。

アルカリイオン水を300~500CC飲むと、おしっこの我慢が1時間も出来ません。体内に必要な水を残し、残りをおしっこで捨てます。体重は増えないどころか、短時間でごみまで捨ててくれるので体重が減ります。

体重の水の割合

肥った人は、体重の40%が水です。小児は80%、成人男子は60%、成人女子は55%。老人は50%。

肥るということは、老人より体内の水が不足しているのです。若いのに、相当の脱水状態です。体を脂肪で埋め尽くしているのです。ということは、肥った原因は脂肪であって、水ではありません。

ただ、アルカリイオン水で米を研ぎ、ご飯を炊き、調理すると、食事がおいしくて過食する人がいます。これは、心をしっかり持たないと肥る原因になります。

実は、何も食べないのに栄養分が吸収される事件も起きています。

口から小腸間で、毎日細胞が剥がれ落ち、約150gのタンパク質が小腸に供給されています。アルカリイオン水を飲むと、アミノ酸に変わったタンパク質が通常より多く体内に供給されます。水を飲む=体内の栄養分を食事の一部として摂取していることでもあります。