水と水機器 1-26

浄水場
浄水器の役目は、水道水に入っている塩素をカットすることです。そして、合成化学物質のカット。本来は入っていなかった合成化学物質がどうして水道水に含まれているかというと、浄水場に集められた水が汚れているからです。汚れを沈殿させて、綺麗になった水の上澄みを次の水槽に送るのですが、汚れを完璧に沈殿させたいので、硫酸アルミニウムなどの合成化学物質を大量に投入します。その時、上澄み液の中に投入した合成化学物質が残って混入し、これが家庭に送られることになります。多くの浄水場は、急速濾過という方法で、大量の水を、短時間で綺麗にするため、合成化学物質を大量に入れています。そして、大量に上澄み液に残って、家庭に運ばれます。

これらの物質の多くは、家庭で、活性炭入り浄水器でカットすることが出来ます。