電解水の医療研究 1-34
実験用の水である埼玉大学の水は地下水なので、本来は塩素が入っていなければいけないのですが、この棟は医動物の実験施設であったので、塩素が入っていなくても水道水として使えました。つまり、天然水・地下水として実験したことになります。
電解アルカリイオン水飲用グループ、地下水飲用グループ共に、加齢で体重・血圧は上昇したものの、心拍数に差は出ませんでした。
11週目より両グループをそれぞれ二分、それぞれの一方に血圧降下剤(抗高血圧薬)エナラプリルを、同じ条件で連続投与。
電解アルカリイオン水飲用グループでは、大きな血圧降下作用を示し、投与量と投与回数が増えるほど顕著になりました。つまり、水によって薬の効きが違うことが判明。