水の論文 1-11-2


昭和大学藤が丘病院 臨床病理科

手洗いに関しては、石鹸流水法30秒、擦式アルコール法15秒、強電解酸性水15秒の手洗いを常に行い、手に付着している菌数を比較検討した。

結果、強酸性水の手洗い法は、石鹸流水法、擦式アルコール法15秒に比べて手荒れが少なく、日常業務中の平均付着菌数は他法と比べて低い値を示した。また、15秒の手洗いで菌数の減少が認められ、石鹸流水と比較して時間短縮利点があった。強酸性電解水手洗い常用者は、短時間・頻回の手洗いによって手付着菌数が少なく、かつ手荒れが認められなくなると考えられる。

➡石鹸やアルコールの手洗いが常識の方、強電解酸性水で手を洗う習慣を付けましょう!