水の実験 1-33
アダム・ロジャース著「酒の科学」(白揚社)に、二日酔いの重症度順にお酒をランク付けした研究があります。ヒドイ順です。
1. ブランデー
2. 赤ワイン
3. ラム
4. ウイスキー
5. 白ワイン
6. ジン
7. ウォッカ
ビールや日本のお酒はアダムさんの頭になかったようです。
ブランデーが二日酔いしやすく、ウォッカがしにくい理由は、アルコールに含まれる水とアルコール以外の“不純物=コンジナー量”です。しかし、本来“味”と“香り”のない水とアルコールでは、無味無臭で飲む気になりません。だから、味と香りを調整するために不純物を混ぜるのです。