水の実験 1-15


昨日、日本では2台しかない測定器で、浄水場の水をチェックしている東京大学大学院生の講演を聴きに行きました。

「いったい、水の中にどんなものが入っているのか、微生物学と有機化学の観点から解き明かしていきます!」

私たちが頼り切っている上水道と下水道、国民の期待と国や浄水場の考え方は、全くかみ合っていないことが良く分かりました。驚きの連続で、水道の民営化を推し進めた先生が講演者の上司だったり、下水で流れるはずの汚水がわずかの雨が降ることで川に捨てられる、水道水の塩素では細菌が消滅することなく、塩素が無くなると生き返るものもあり、水道水は塩素を抜いたら溜めておかないように、等々、とても参考になりお話でした。水道水を飲み続けた時の健康寿命のことも。