医学博士監修 水飲み健康法 1-36

酸性とアルカリ性の違いとは?飲料水を分類する基準の一つに、水分中の水素イオン濃度指数pH(ペーハー) があります。pH値は、強い酸性を示すpH1から強いアルカリ性を示すpH14まであります。その中間を示すpH7が中性とされています。

多くの人が、著者の医学博士と同様、当たり前のように酸性・中性・アルカリ性を語ります。

pH(ペーハー)の右にあるHは、H2OがH+とOH-に分かれた時の水素=H+を表しています。H+とOH-が同じ数あるときが中性。H+が多くOH-が少ない時が酸性。H+が少なくOH-が多い時がアルカリ性。アルカリを示すカルシウムや酸性を示す硫酸などの量ではありません。これが、様々な誤解を招く原因になっているのです