水と水機器 1-61

発がん性物質MDAの測定・分析は、経済産業省の外郭団体が、不景気な時代に新しいビジネスを誕生させるために、“家庭内の汚れた給水管を洗う仕事を作る”目的でスタートしました。

内視鏡を利用して給水管の汚れを見せ、実際の汚れを私たちが測定し、給水管内部を洗浄する。その時は、危険な薬剤や樹脂を使わない。1件当たり5~15万円。洗浄は5~10年で繰り返し行う。このビジネスは独占して行えるよう、経済産業省の資格を外郭団体が与えます。

測定は私の研究所がすべて請け負う。凄い!

結果としてこの事業は消滅しました。残念!私の研究所が、“国民に公表すべきだ!”と言い張り、本まで出してしまったからです。