化学物質の影響を考えてみよう-13

界面活性剤の構造模型図棒の両端に綿を巻き付けた綿棒。真ん中から半分に切断。その半分の姿が“界面活性剤”です。
「天然」というのは、巻き付けてある綿が天然、棒も天然
綿は化学物質、でも棒は天然。これは合成。
綿は天然、でも棒は化学物質。これも合成。
綿は化学物質、棒も化学物資地。これは確実に100%合成です。
多くの人が100%天然と信じる“オーガニック100%天然”。材料は100%天然。製品になるとき防腐剤を添加しました。これは、化学物質がついているので、天然でなく合成です。
はっきり言って、両方天然はめったに出会えません。会えたら“奇跡”です。
洗剤を管轄する経済産業省では、天然でも合成でも、界面活性剤という表現を使います。悪いのは界面活性剤ではなく、経済産業省の表現です。