ごはんを食べよう

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イネ、コムギ、オオムギ、トウモロコシは同じイネ科植物で、コメ、コムギ、トウモロコシは世界三大穀物です。

60年くらい前、私が小学生の頃は、畑で作るコメ陸稲と田んぼで作るコメ水稲がありましたが、今現在で陸稲は見かけません。

通常食べているのは粳米(うるちまい)で、時々粘り気のある糯米(もちごめ)を食べます

私はご飯が大好きで、パンやトウモロコシなどはあまり好きではないようです。

米は、稲の果実である籾(もみ)から皮を取り去った穀物です。子供の頃は、畑からむしり取って生のまま食べていましたが、今ではそんなことはできません。

ご飯を食べる時は、米を洗いますが、どうして洗うのでしょう?私は、米を生で食べていたので、その理由が、大人になっても分かりませんでした。みんなが洗うから私も洗う?ただ習慣だから洗う?

米ぬか油を溶かすために洗う・研ぐ

米を研ぐ理由は、米を炊飯してごはんとして 食べるため、米の内部に水を吸い込ませる必要があります。米粒の時は、玄米、精白米、胚芽精米、どれでも水分が15%です。

ご飯として炊きあがったときは、どれでも水分が60%です。大量の水分を吸い込みました。水で4倍に膨らんでしまいました。

水分を吸い込むとき、米の状態では米粒の表面が米ぬか油で包み込まれていて、水が入ることが出来ません。だから、ご飯を炊くには米ぬか油を米粒の表面からはがし取る必要があります。その作業が米を研ぐ、揉む、洗う、漬けることです。

綺麗なご飯にこだわる職人さんは、米を傷つけないよう柔らかく揉みます。そして、水に漬け置きます。

アルカリイオン水と仲良くなると、米とのふれあい方ががらりと変わります。

美しくておいしいご飯を炊くには

① アルカリイオン水をボールに溜めます

② お米をボールに注ぎ込みます

③ 軽く優しくかき混ぜます

注目:研ぎ汁の色がいつもと違います。

※いつもは白くなった米の研ぎ汁。」

あれ?今日は茶色に濁ってる!

④研ぎ汁をなるべく早くボールから取り去る

④ 洗い水が透明にならない程度に繰り返し米を洗います

一体、ボールの中で何が起こっているのでしょう?

多くの方が、ミネラルを入れたり、ご飯を洗う洗剤を入れたり、炭を入れたり、様々な工夫をします。職人は、秘密の米研ぎをしています。

私の研ぎ方。元の水は水道水、浄水後に電気分解してアルカリイオン水を作って米を研ぎます。結果、研ぎ汁が茶色に色付きました。

米がボールの水を吸い込み始めました

「さあ、その水は、どんな水ですか?」

米を研ぐときの水が重要なのは、研ぎ始めた瞬間から、研いだ水を、こめの中に吸収し始めることです。

炊飯する水にこだわる人が多いのですが、一番重要なのは、米を研ぐときの水です。

水道水で米を研ぐと、米は水道水を吸い込むので、米の中身は水道水です。当然、炊きあがったご飯の中身は水道水。

浄水器を通過させた水で米を研ぐと、米は浄水を吸い込むので、米の中身は浄水です。当然、炊きあがったご飯の中身は浄水。

では、多くの方が陥るパターン。

水道水で米を研ぐと、米は水道水を吸い込むので、米の中身は水道水です。

ここから炊飯の水を浄水器の水に変えます。当然、炊きあがったご飯の中身は?

ナント、水道水+浄水ではありませんか。

米を研ぐ水と炊飯する水

両方とも、塩素の入っていない水がいいですね。

① 研ぐとき水道水、炊飯の水も水道水。

② 研ぐとき水道水、炊飯の水は浄水。

③ 研ぐとき浄水、炊飯の水は水道水。

④ 研ぐとき浄水、炊飯の水も浄水。

⑤ 研ぐとき電解水、炊飯の水は水道水。

⑥ 研ぐとき電解水、炊飯の水は浄水。

⑦ 研ぐとき電解水、炊飯の水も電解水。

実に様々な組み合わせがあり、それぞれに理由があります。中でも一番多いご意見は、経済的理由。経済的価値観は本人以外には理解できないものです。

私は、自営業なので健康が一番です。でも、今、健康に不安を抱いていない人は、健康に価値を感じません。

そこで、無理矢理のお勧めします。

「研ぐときは電解水(アルカリイオン水)」

「炊飯の水も電解水(アルカリイオン水)」

なぜ、研ぐときにアルカリイオン水をお勧めするのか

① 電気分解アルカリイオン水は水道水に比較して、2.5倍油を溶かす力が強いからです。米の表面には米ぬか油が付いていて、炊飯するには、米ぬか油をはがす必要があります。だから米を研ぐのです。その油が水道水より2.5倍強い力で剥がれます。したがって、速攻で研いだ水が米の中に吸収されます。

② 塩素の入った水道水が米に吸収されると、塩素によってビタミンB1が大量破壊されます。同時に発がん物質の塩素化合物が発生します。塩素を除去したアルカリイオン水なら、ビタミンは残ります。もちろん、発がん性物質の塩素化合物の発生もありません。

米の中に吸収される水によって、味、栄養、発がん性物質の有無が変わります。

炊飯もアルカリイオン水がお勧めです

③お米は、アルカリ性の水で炊くと、アルカリ性の水がお米を構成しているアミロースという物質を緩めて、米の中に水が入りやすくなり膨らむのです。しっかり入り込むので、一粒一粒がみずみずしく、ほかの水で炊くより1割以上量が増え、ふわっと膨らんで1粒の体積も増え、立ちます。香りや味だけでなく、艶もよく、甘くて歯ごたえのアル“申し分ない”ご飯になります。

④水道水で炊くと、ご飯の中身が塩素入りの水道水なので酵素を働かせる力が、本来の60~80%に落ちます。アルカリイオン水で炊くとご飯の中身がアルカリイオン水に変わり、酵素を働かせる力が、水道水の2倍に変化します。

⑤アルカリイオン水で研ぎ、アルカリイオン水で炊飯したご飯を保温します。やれるだけやってみようと思って保温しましたが、お知らせが100時間以上なかったので、100時間保存してみました。結果、ご飯に何の変化はありませんでした。黄色く変色することもありませんし、傷んだ匂いもありません。

⑥水道水で炊いたご飯を食べて水道水で出したお茶を飲んだ入院患者さんと、アルカリイオン水で炊いたご飯を食べてアルカリイオン水で出したお茶を飲んだ入院患者さん各10人の便と尿を毎日いただき、日々データを取ると同時に、変化を比較しました。10日後のデータでは、両者のデータが大幅に変わっていました。

ただ単に、水を変えて欲しいと言っているのではありません。水を変えると、腸内細菌や代謝が、データ上で結果が変わるからです。

パンや麺類が外食で簡単に食べられることもあって、一時期お米をあまり食べませんでした。そんなある日、洗面所で水の付いたスリッパを履いていて、滑って転び、左足首を複雑骨折しました。島原での出来事でしたが、痛みを抑えて東京に戻って日赤に入院し、手術をしました。

その時、久しぶりにずーとご飯。こんなにご飯を食べることはありません。せっかくご飯を続けのなら“50回以上噛んで飲み込む”ことにしました。

その時アルカリイオン水は1日6リットル飲みました。

結果、87kgの体重が1ヶ月半で-20kgの67kgに。こんなに体調の良い日はないほど絶好調!

退院してからもお米が一番好きになっていました。お家ご飯大好きです。アルカリイオン水で研いでアルカリイオン水で炊飯。外食では出来ない最高の美味しさです。