セラミックス 2-1
全国的に稲刈りのシーズンです。5月頃田植えをするのですが、その前に、苗の床を作ります。
昔の農家は、苗の床を作るとき、底に古新聞紙を使いました。この古新聞紙の代わりに、遠赤外線を放射するセラミックを織り込んだ育苗シートを使ってみました。
結果、稲の生長と米の出来に差が出ました。
現在は人の手でなく、機械が田植えを行います。機械田植えでは浮根といって、根付が良くないことが起こります。ここで、セラミックを織り込んだ育苗シートを使うと、根付が良くなります。根の成長過程で、根が土中深くに張り、茎が少し短くなって、雨や風で倒れることはありません。水の分子集団が小さくなったお陰です。