化学物質を避けよう!-2

高熱の体温計の写真皮膚に化学物質をつけても、化学物質は皮膚から入りません。多くの場合、化学物質は安全です。
私が子供の頃は、水銀入りの体温計がごく当たり前で、簡単に折れて、中の水銀が飛び出していました。手でつまんだりすくったり、直接水銀に触れていました。
水銀中毒という言葉があります。手で触るのは危険です。だけど、不思議なことに、いくら直接水銀に触れても水銀中毒にならなかったのです。
理由は、皮膚から体内へ、水銀が入ってこなかったからです。水銀を入れたいなら、界面活性剤を皮膚に塗ってやればいいのです。皮膚は素晴らしいバリヤーの働きを果たしています。
だから、皮膚を大切にして欲しい。
キレイにすることが皮膚を大切にすることではありません。とても異常な考えです。