共同研究で見えたもの1-1
お母さんが食べたり飲んだり吸ったり触ったりしたものが、体内に入ってきた時、化学物質は脂に溶けて体内に留まります。
へその緒は、お母さんから胎児に命を運ぶ細胞のトンネルです。細胞はリン脂質という脂の膜で出来ている為、この膜に化学物質が溶け込み蓄積されます。お母さんが摂取する化学物質が増えると、へその緒は化学物質が溶け込んだトンネルに姿を変え、その先に控える羊水に、化学物質を運び込みます。
お母さんは、毎日、胎児には危険だけど自分にとってはおいしい飲食、胎児には環境ホルモンになるけど自分にはいい香りの芳香剤や化粧品など、胎児に悪影響を与える化学物質を自分の好きなものとして摂取しています。
だから、アレルギーや障害のある子が誕生。