化学物質の影響を考えてみよう-15

卵を割って中身が出ているイラスト「タンパク質変成作用」
マーキュリーオレンジ法でタンパク質変成作用を数値化。値が大きいほど毒性が強く、0.5 以上だと卵白実験で白く濁り(タンパク質の破壊)、0.3以下だと卵白は白く濁りません。
皆さんもやってみて下さい。洗剤、化粧品、歯磨きを入れて掻き混ぜてください。
「どうでした?」
LAS系(直鎖アルキルベンゼン系) 2.10
AES系(アルキルエーテル硫酸系) 0.70
石鹸              0.32
私の愛用ソープ         0.17
RAS系はみんなが大好きな、良く落ちる洗剤です。問題は、タンパク質の破壊作用が半端なく強く、手荒れ肌荒れの最大原因です。洗濯物に残っていると、汗をかくと衣類から洗剤が皮膚に溶けだしてきて、肌のタンパク質を破壊。そこから血管を通って体内に侵入。全身を回ります。肌荒れ+毒の侵入。