環境ホルモン-3

メモを取る新聞記者

「環境ホルモンでいこう!」
化学物質に中で、ホルモンと同じような働きをするものは、内分泌かく乱物質。
でも、内分泌………というと、誰も見向いてくれません。かといって環境ホルモンというと、専門家に“そんなホルモンはない!正しく表現しなさい!”大反撃を受けます。
横浜市立大学教授が発表するので、結構表現に困ったのですが、“この際だから、叩かれても、多くの人に知ってもらうことが優先、連想しやすい環境ホルモンでいこう!”と叩かれる覚悟でマスコミ発表が始まりました。
当然専門家からは叩かれましたが、マスコミに取り上げられた途端、一気に社会に普及しました。途中参加したマスコミ関係者が新聞に取り上げ、授業の最終が近づくころには、社会に徐々に浸透し始めていました。凄い力です。人は、簡単にマスコミに動かされてしまうのです。