電解水の医療研究 1-8
私の研究所で、飲んだ水が、何時、どこへ行くのか、調べました。厚生省予防衛生研究所主任研究官(現:国立感染症研究所)のK博士と埼玉医科大学での、ほ乳類、脊椎動物のマウスを使った動物実験です。
通常の水は、2個の水素原子(H)と1個の酸素原子(O)、H2O(軽水)。これから飲む水がチェックできるよう、2倍の質量を持った水D2O(重水)を混ぜ、時間の経過ごとにD2Oの動きを重水素原子核の磁気共鳴(D2-NMR)法で追跡。D2Oの存在量と運動速度を測定します。
すっごく難しく、頭が痛くなるので、まあ、そんな手段を用いて、新しく飲んだ水がどれくらいの時間でどこに届くのか調べたと思ってください。私に研究所は、様々な実験を30年間やってました。あくまでも、測定屋さんとして色々な機関や先生の補助です。